あなたの職場には、何も決まらないような会議や誰も読んでいない報告書など、明らかに無駄に見えるような仕事はありませんか。どうみても無駄な仕事なのに、いざやめるとなると尻込みしてしまう。見えない影響がでたらどうしよう。自分に責任がとれるのか。そのように考えるあまり、無駄な仕事を減らすこともやめることもできない。そんな時にどうしたら良いのでしょうか。
無駄な仕事をやめる、あるいは減らす上で、気軽に始められて効果が抜群なのが「期間限定でやめてみる」ことです。試しに1ヶ月〜3ヶ月ほど、期間限定でいったんやめる。もしその間に問題が浮上したら、元に戻せば良いのです。未来永劫ずっとやめなきゃいけないと思うと心理的なハードルが高くなりますが、失敗したら元に戻せば良いと考えるだけで、無駄な仕事をやめる抵抗感はずいぶんと和らぐものです。
人間は習慣の生き物です。ひとたび一度やめてしまい、その状態が長く続くと、今度はやらない方に慣れていきます。時間が経って元に戻すか否かを再検討する段階になると、今さらもう戻すのは面倒だと感じて、やめた状態に安定していくことになるのです。