「研修なんてやっても意味がない」「仕事は実践で覚えるんだ」というような声を聞くことがあります。
例えば、人事担当の方が研修をやる気になっていて、実施したいと考えていても、意思決定権限を持つ上席者が「研修なんて、やっても意味ない」「うちの会社はね、現場で実践して鍛えていくんだよ。OJTだよ、OJT」と研修に懐疑的な意見を示す場合があります。
しかし、本当に研修に効果がないのであれば、すでにこの世から研修はなくなっているはずです。研修が残っているということは、研修には効果があるのです。
結論から言えば、「研修に効果がない」というのは「効果がない研修をやっている」ことの裏返しです。とりわけ、下記の3点に該当する場合には研修の効果は低下します。
1.一回やっておしまい
2.上司が関与しない
3.対象者を厳選していない
研修の効果性を高めるためには、これらの点を解決する必要があります