米国カーネギーメロン大学の研究によれば、組織における成果のうち、リーダーの影響力がおよぶ割合は2割程度にすぎず、残りの8割はフォロワーである部下の力に左右されるとされています。
つまり、組織の目標達成を左右するのは、上司のリーダーシップよりも部下のフォロワーシップであると考えることができます。
フォロワーシップが注目される背景として、プレイングマネジャーが増えたことで、従来のようにリーダーが管理・統制する組織運営が困難になったことや、人材不足から管理職としてのトレーニングが不十分なままリーダーが重責を負うようになったことが挙げられます。