仕事の場面では、自分の話によって他の人を動かすことが求められます。これは必ずしも、組織の上位にいる経営者や管理職だけではなく、一般の社員にも必要です。例えば、上司から承諾や許可を得たり、取引先や顧客から回答を得たりすることで、仕事を前に進めることができます。
自分の話がわかりにくかったり、回りにくかったり、ピンとこなかったりした場合には、相手はなかなか自分が思うようには動いてくれません。相手を動かすためには説得力が必要となります。
説得力が高いか、低いかは話の構造や組み立て方によって変わります。前提となる事実や根拠と結論の筋道を立てて話す。すなわち、論理的な話をすることによって説得力を高めることができます。