30代・40代のリーダーをどのように育てていくべきか
自ら考えて、行動する!自律型リーダーの育成
あなたの会社にこんな光景はありませんか?
  • 日常の業務の多忙さに追われ、組織のビジョンやミッションを見失っている

  • 新しいプロジェクトや取り組みを始める際、方向性が不明確で先に進めない

  • タスクが山積みになり、どれから手をつけるべきか分からず、時間を無駄にしてしまう

  • チームのコミュニケーションが不十分で、同じミスを繰り返しや重複した作業をしてしまう

  • キャリアビジョンが明確でなく、日々の業務の意義を感じられない

  • 研修や教育の機会が与えられても、その成果が日常業務に生かせていない

  • チーム内での意見やアイディアの共有が少なく、イノベーションの機会を逃している

  • 他部署やチームとの連携がスムーズでなく、業務の効率が損なわれる

  • 長時間労働や過度なストレスが続き、ワークライフバランスの維持が難しい

生成AIの登場で「雇用の未来」の到来が現実的に

より良い結果を引き出すためのマネジメントスキル向上

 オックスフォード大学の准教授マイケル・A・オズボーン氏が、2013年に「雇用の未来」という論文で「人間の仕事がコンピュータに代替される」という主張をしてから、はや10年が経過しました。この間に、セルフレジの導入、人工知能を用いた会計処理など、デジタル社会への足取りは着々と進んできましたが、この動きを大きく 加速させる重要な出来事が起こりました。

 

 それが2022年11月に米OpenAI社がリリースした文章生成AI「chatGPT」の登場です。対話形式で操作するというUIの登場により、ITエンジニアでなくても容易に人工知能を使えるようになり、主にホワイトカラーの仕事に劇的な生産性の向上をもたらしました。まさに、「雇用の未来」で描かれた世界に向かって、急加速をし始めたと言えるでしょう。

デジタル時代の「人間の仕事」

人間の仕事に求められる3つの機能

 では、「雇用の未来」の社会が実現されると、人の仕事はどのように変わっていくのでしょうか。一部には「人工知能が人の仕事を奪う」といった刺激的な表現も見られますが、歴史を見てもテクノロジーの進歩によって人間の仕事が「なくなる」ことはありませんでした。産業革命の後も、IT革命の後も、人の仕事は決してなくっていません。しかし、テクノロジーの進歩は人の仕事を変容させることはあります。正確に言えば、仕事はより高度に、難しくなっていくのです。

 

 「人生100年時代」という言葉の生みの親とも言える、ロンドンビジネススクール 教授リンダ・グラットン氏によれば、手順が明確に規定できる定型的な業務は人工知能が代替可能であり、状況判断が求められる非定型業務も、肉体的な業務は人工知能が一部の領域を補完されることになります。これからの時代に人間に求められる仕事は非定型的な分析的業務、つまり「頭を使う複雑な業務」なのです。

 

人工知能が普及した時代においては、「人間ならではの仕事」をしていくためには3つの機能が求められます。それは「共感」「創造」「意思決定」です。これらを行うためには言語や数学、論理などの理性だけではなく、直感や感性、センスといった感覚も求められるからです。これこそが、過去データの膨大な集積と統計、確率で作業を行う人工知能にはできない、人間固有の能力に基づいた仕事だと言えます。

組織におけるリーダーの役割

 さて、それでは、こうした時代において、組織のリーダーは何を行なっていくべきなのでしょうか。その答えは、「組織に変化を起こしていくこと」です。

 

 ハーバードビジネススクール名誉教授のジョン・P・コッター氏によると、リーダーシップとは「変化への対処」であり、マネジメントとは「複雑さへの対処」です。外部環境の変化に適応するために、固定観念や慣例、過去の成功体験を打破して組織に 変革を起こすことがリーダーの役割であり、現代においては「デジタル時代に適応するための変化を組織の内部に生み出すこと」こそが、組織のリーダーが果たすべき 重要な仕事であると言えるでしょう。

リーダーが備えるべき2つのスキル

 組織に変化を生み出すことがリーダーの役割であると考えるとき、これからの時代のリーダーを育てる上で確実に鍛えておくべき重要なスキルが2つあります。

 

 1つ目が「課題設定力」です。時代の変化を見据え、自分たちが何に取り組むべきかのお題を立てるスキル。組織に変革をもたらすためには、論理的思考と経験に基づく直感を融合させて適切な問いを立て、課題設定を行う必要があります。

 

 2つ目が「実行力」です。適切な課題を設定できたとしても、それを実際に行動に移してやり遂げることができなければ、組織に変革をもたらすことはできません。 周囲への働きかけや巻き込みはもちろんのこと、自分自身を律してやるべきことを 成し遂げるセルフマネジメントがリーダーには求められるのです。

自ら考えて行動する「自律型リーダー」育成プログラム

Check!
 自ら考えて行動し、組織に変革をもたらすリーダーを育成するプログラムです。3回の集合研修と半年間の実践期間を組み合わせて、これかの時代のリーダーに必要な「課題設定力」と「実行力」を鍛え上げていきます。


 プログラムの最大の特徴は実践期間の手法です。オンラインのコラボレーションツールを使用して、目標設定・報告・フィードバックを毎週繰り返し、「やることを決める」「決めたことをやる」という経験を積み上げる濃密な半年間を過ごします。


 組織の将来を担う中核人材、次期幹部人材のマネジメント能力を高めることのできる超・実践的なトレーニングプログラムです。
Purpose

研修のねらい

環境変化の激しい現代を生き抜くための自律性、課題設定力、実行力を養う。

Goal

研修の目標

自分にとっての仕事の意義や意味を見出し、当事者意識をもって仕事に取り組む姿勢を高める


24週間の実践期間を通じて、一週間単位で目標設定と計画の実行を繰り返し行い、その反復によって「自分でやると決めたことを実行する」習慣を定着させる


自律性の高い仕事への取組を率先して行うことで、周囲に対する牽引力・影響力を高める

Feature

研修の特徴

集合研修を計3回実施。その間に約3ヶ月(12ヶ月)ずつの実践期間を設ける


期間中、受講者は毎週金曜日に「今週の取組結果と振り返り」「来週の取組事項(目標)」をオンラインのプラットフォームに報告する。報告は数行程度を想定し、全員がお互いの投稿を確認する


報告の投稿は講師も確認し、リアクション(いいね!または個別フィードバックなど)を行う

「自律型リーダー」育成プログラムの流れ

  • STEP

    01

    第1回 集合研修

    意識変革・自己動機づけ・短期&長期の課題設定

    (1)求められるリーダーシップ

    (2)自分のリーダーは自分自身

    (3)自己変革のマネジメント

  • STEP

    02

    実践期間(前半)

    標準3ヶ月(12週間)

    ・1週間ごとに自主的に課題を設定し、実践

    オンラインのコラボレーションツールに、実践結果と翌週の目標を報告

    ・受講者同士、講師によるフィードバック

    *上記を毎週繰り返す

  • STEP

    03

    第2回 集合研修

    組織づくりコミュニケーション

    (1)環境変化と組織への理解

    (2)現場リーダーの役割

    (3)リーダーとしての対人コミュニケーション

  • STEP

    04

    実践期間(後半)

    標準3ヶ月(12週間)

    ・1週間ごとに自主的に課題を設定し、実践

    オンラインのコラボレーションツールに、実践結果と翌週の目標を報告

    ・受講者同士、講師によるフィードバック

    *上記を毎週繰り返す

  • STEP

    05

    第3回 集合研修

    成果報告会

    ・半年間の実践活動を報告、振り返り

Voice

受講者の声

「自律型リーダー」育成プログラムを受講された方から寄せられた声をご紹介します。

  • 比類なき研修でした!

     

    研修初日に小松先生の講義を受け、積極的・能動的に取り組もうと決意し、マイルールを設定し取り組んできました。「やることを決める」「決めたことをやる」が一貫しており、大変刺激を受けました。気づきが多々あり、非常に有益でした。

  • 継続が力になる

     

    研修当初は継続していくことの困難さ(週次の課題設定、課題をこなす)を感じていましたが、回数を重ねて習慣化されることで、次第に困難ではなくなっていきました。また、継続するために様々な工夫を組み入れるようになりました。課題設定の基準を調整 する、時間の使い方を工夫する、社内の仕組みを活用するなど、目標達成力が鍛えられました。

  • 実践が自分を変化させる

     

    やることを定めて、やりきることの難しさと、内面への影響の大きさを思い知りました。また、報告の受けた方と返し方で、相手に与える印象が大きく変わることを学びました。1週間単位で何をしようかと考えることを繰り返すことで、思考のタイミングやアンテナについて考えるようになりました。

お気軽にお電話でご連絡ください
078-600-2761 078-600-2761
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お問い合わせからの流れ

  • STEP
    01

    お打ち合わせ

    現状のお悩みや問題点を整理して、取り組むべき課題を明確にするためのお打ち合わせを行います。

     

    オンラインでのお打ち合わせも可能です。ご相談は無料ですので、お気軽にお申し付けください。

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  • STEP
    02

    ご提案

    お打ち合わせの内容に基づき、最適なコンサルティング・研修のプログラムをご提案いたします。

    経営課題の性質に合わせて、調査・診断、業務フロー改善、人事制度設計、プロジェクト型課題解決、研修・セミナーなど適切なスタイルを選択いたします。

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  • STEP
    03

    ご成約

    ご提案内容に合意をいただいたら、ご成約となります。実施日(開始時期)を調整の上、プログラムの実施に向けた準備を進めて参ります。

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  • STEP
    04

    プログラムの実施

    経営課題解決のプログラムを実施します。1日の研修、数回にわたる研修コース、数ヶ月におよぶコンサルティングなど、課題解決に向けて伴走いたします。

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Company

経営課題解決や人材育成のプログラムでお悩みでしたらお気軽にご相談ください

概要

会社名 株式会社ビジネスキャリア・コンサルティング
住所 650-0012
兵庫県神戸市中央区北長狭通4-2-19 アムズ元町4F-18
電話番号 078-600-2761
営業時間 9:00~17:00
定休日 土・日・祝日
最寄り駅 JR東海道・山陽本線 元町駅 徒歩1分
代表者 小松 茂樹

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